スヘンデル,A.F.E.van(読み)すへんでる

世界大百科事典(旧版)内のスヘンデル,A.F.E.vanの言及

【オランダ文学】より

… 20世紀に入ると,ローラント・ホルストHenriëtte G.A.Roland Holst(1869‐1952),スヘルテマらの社会主義詩人が輩出する一方,〈80年代派〉の影響から出発してそれぞれ哲学的傾向のユニークな詩境を開いたバウテンスPieter C.Boutens(1870‐1943)とレオポルトJan H.Leopold(1865‐1925)の活動が目だつ。また,自然主義に対抗して新ロマン派が登場し,スヘンデルArthur F.E.van Schendel(1874‐1946)が優れた歴史小説を書いた。両大戦間には人道主義,社会主義,旧教主義,新教主義などさまざまな流派の詩人,作家が輩出したが,とりわけ注目を引くのはドイツ表現主義の影響を受けてバイタリズムを唱えたマルスマンHendrik Marsman(1899‐1940)と,流派の枠をこえて心理小説や歴史小説に旺盛な創作力を示したフェストデイクSimon Vestdijk(1898‐1971)の活動である。…

※「スヘンデル,A.F.E.van」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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