スペースワン

共同通信ニュース用語解説 「スペースワン」の解説

スペースワン

ロケット開発を手がけるIHIエアロスペースや、キヤノン電子などの共同出資により設立した宇宙事業会社。自社発射場スペースポート紀伊」(和歌山県串本町)から小型ロケットにより、高頻度衛星を打ち上げる「宇宙宅配便」の事業化を目指す。2030年代に年間30機の打ち上げ実施目標に掲げる。ロケットは固体燃料を用い、一部部品に既製品を使うことでコストを削減できるとしている。今年3月に打ち上げた1号機は直後に爆発し、失敗した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android