旺文社世界史事典 三訂版 「スラヴォフィル」の解説 スラヴォフィルSlavophil 19世紀半ばのロシア思想界で,ザパドニキ(西欧主義者)と対立した一派。「スラヴ派」と訳されるギリシア正教会とロシア文化の優秀性を強調して西欧化に反対。ロシアにおける資本主義発展の必然性および可能性を認めず,ミール(農村共同体)を基盤とする理想社会の実現を志向した。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報 Sponserd by