西欧主義者(読み)せいおうしゅぎしゃ

精選版 日本国語大辞典 「西欧主義者」の意味・読み・例文・類語

せいおうしゅぎ‐しゃ【西欧主義者】

  1. 〘 名詞 〙 一九世紀中葉、ロシアで唱えられた開化主義の一派社会主義個人主義立場に立ち、西欧の社会や文化をモデルとして、農奴制などロシアの後進性の打破を唱えた。代表的人物はチャダーエフ、ベリンスキー、ゲルツエン、ツルゲーネフら。西欧派ザーパドニキ。⇔スラブ主義者

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android