スルホニウムイリド

化学辞典 第2版 「スルホニウムイリド」の解説

スルホニウムイリド
スルホニウムイリド
sulfonium ylide

図の結合を有する分子内塩の総称スルホニウム塩塩基で処理することにより得られる.陰イオンとなる炭素原子アルキル基が置換されたものは不安定で単離できないが,この炭素原子にアシル基が置換したものは共鳴により安定化し,単離することもできる.ケトンと反応し,オキシラン(エチレンオキシド)を与え,アルケンと反応してシクロプロパン誘導体を与えるなど,メチレン化試剤として用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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