20世紀西洋人名事典 「ズサネラウテンバッハ」の解説
ズサネ ラウテンバッハ
Susanne Lautenbacher
1922.4.19 -
ドイツのヴァイオリン奏者。
アウクスブルク生まれ。
1955年ミュンヘン国際音楽コンクールで入賞、その後、シェリングに師事。西ドイツ放送局所属のケルン合奏団の第2ヴァイオリンの首席奏者を務め、’64年来日。ソリストとしても活躍し、’60年からはカールスルーエ高等音楽学校で教え、’65年シュトゥットガルト国立高等音楽学校教授。ドイツ人らしい手堅さを持ち、フレージングも端正で折り目正しい。特に古典の演奏に優れた解釈を聴かせている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報