ずりを掛ける(読み)ずりをかける

精選版 日本国語大辞典 「ずりを掛ける」の意味・読み・例文・類語

ずり を 掛(か)ける

  1. ( 両方を引きずり込んで秤(はかり)にかける意からか ) 両天秤(りょうてんびん)をかける。両方を見定めて都合の良い方を取ろうとする。江戸末期から明治にかけての語。ずりを張る。
    1. [初出の実例]「卑法なずりは掛(カ)けねえから首と別れのだうらくに」(出典:歌舞伎・櫓太鼓鳴音吉原(1866)六幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 はかり 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む