ずりを掛ける(読み)ずりをかける

精選版 日本国語大辞典 「ずりを掛ける」の意味・読み・例文・類語

ずり を 掛(か)ける

  1. ( 両方を引きずり込んで秤(はかり)にかける意からか ) 両天秤(りょうてんびん)をかける。両方を見定めて都合の良い方を取ろうとする。江戸末期から明治にかけての語。ずりを張る。
    1. [初出の実例]「卑法なずりは掛(カ)けねえから首と別れのだうらくに」(出典:歌舞伎・櫓太鼓鳴音吉原(1866)六幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 はかり 実例 初出

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む