ずんば(読み)ズンバ

デジタル大辞泉 「ずんば」の意味・読み・例文・類語

ずん‐ば

[連語]連語「ずは」に撥音が添加され、「は」が濁ったもの》「ずは1」に同じ。「それでは行かずんばなるまい」
「君君たらずといふとも、臣もって臣たら―あるべからず」〈平家・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ずんば」の意味・読み・例文・類語

ずんば

  1. ずは
    1. [初出の実例]「爰に利益の地をたのまずむば、いかんが歩を嶮難の路にはこばん。権現の徳を仰がずんば、何ぞ必ずしも幽遠の境にましまさむ」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android