普及版 字通 「セイ・サイ・しげる」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] しげる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は妻(さい)。〔説文〕一下に「艸盛んなるなり」とあり、〔詩、大雅、巻阿〕「(ほうほう)」の句を引く。・・蒼蒼・など、みな草木の茂る状態をいう語である。
[訓義]
1. しげる、草の茂るさま。
2. うやまい、つつしむさま。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 サカリナリ・シゲル 〔字鏡集〕 サカリナリ・シゲシ・クサノシゲキカタチ
[語系]
tsyei、(蒼)tsang、tsong、tzhienは、その声に通ずるところがあり、みな草木のさかんに茂るさまをいう。
[熟語]
翳▶・毀▶・▶・且▶・▶・▶・斐▶・▶・▶・迷▶
[下接語]
暄・貞
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報