せいせい(読み)セイセイ

デジタル大辞泉 「せいせい」の意味・読み・例文・類語

せい‐せい

[副]息遣いの早いさま。
「お島は在合う椅子にもたれて―いっていれば」〈紅葉多情多恨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「せいせい」の意味・読み・例文・類語

せい‐せい

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 呼吸のせわしい音、息をはずませるさまを表わす語。
※雑俳・柳多留‐四(1769)「大磯へ馬士はせいせい追て来る」
人情本・春色恵の花(1836)初「喘息(セイセイ)といきをはづまして」

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普及版 字通 「せいせい」の読み・字形・画数・意味

】せいせい

草木が生い茂る。唐・崔黄鶴楼〕詩 川、たり、陽の樹 たり、鸚鵡(あうむ)洲

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】せいせい

草木の茂るさま。〔詩、小雅たる(あざみ) 彼の中沚に在り 君子を見 我が心則ち喜ぶ

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】せいせい

あきらかなさま。〔詩、小雅、庭燎〕夜如何(いかん) 夜未だ(つ)きず 燎(ていれう)(かがり火)たり

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牲】せいせい

赤毛の牲。

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】せいせい

悽悽

字通「」の項目を見る

】せいせい

嘆く。

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【腥】せいせい

さば。

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