セイ・よそおう・うるわしい

普及版 字通 の解説


15画

[字音] セイ
[字訓] よそおう・うるわしい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(青)(せい)。〔説文〕八下に「召すなり」とするがその用義例なく、〔広雅、釈詁二〕に「は呼ぶなり」とあって、その字の訓であろう。〔玉〕に「裝なり」とあり、その義に用いる。彡(さん)部に「(せい)はなり」とあって、通用の字である。

[訓義]
1. よそおう、かざる。
2. うるわしい、しとやか。
3. 静と通じ、しずか。
4. 請と通じ、よぶ、めす。

[古辞書の訓]
名義抄 オモフ・シヅカナリ 〔字鏡集〕 メス・ミル・シヅカナリ・オモフ・ヨバフ・カザル・ヨソノホル・ヨソホヒ・オソシ

[語系]
dziengは同声。「召す」という訓は、もと見の際の粧のことからの転義であろう。また請謁(請)tsiengと関連する訓であるかもしれない。

[熟語]

[下接語]
・華・閑・徐・妝・深・荘

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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