最新 地学事典 「セグリゲーション」の解説
セグリゲーション
segregation
岩石中の特定の成分が局部的に形成された溶液の形で,また拡散によって,岩石中の特定の場所に濃集すること。分結とも。拡散は最大圧力面に垂直の方向に最も起こりやすく,また片理にも影響され,変成岩に葉状構造(foliation)をつくる原因となる。一種の変成分化作用。古くは火成岩マグマから早期に晶出した鉱物の集合体(同源捕獲岩)の意に用いられたが(A.Holmes, 1920),A.Harker(1932)は上のように使用。セグリゲーションによってできた脈を分結脈といい,片麻岩中の花崗岩質レンズや黒雲母レンズ,ある種のプチグマティック脈などがその例。
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

