最新 地学事典 「セメント層序学」の解説
セメントそうじょがく
セメント層序学
cement stratigraphy
炭酸塩岩孔隙中に形成された方解石やドロマイトなどのセメントの特徴に基づき,セメント作用の時期と続成環境を検討する手法。産状や結晶形態(繊維状・刃状・等粒状など),自形性あるいは結晶径など,異なる特徴をもつセメントの前後関係を基に続成史を検討したり,カソード・ルミネッセンスにより観察される累帯構造中の,同一色調と明度の帯を同じ条件下で生成されたと考え,試料間の対比を行ったりする。
執筆者:松田 博貴
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

