せんじゅ岩菲(読み)せんじゅがんぴ

精選版 日本国語大辞典 「せんじゅ岩菲」の意味・読み・例文・類語

せんじゅ‐がんぴ【せんじゅ岩菲】

  1. 〘 名詞 〙 ナデシコ科多年草。中部地方以北の本州深山高山に生える。茎は高さ三〇~八〇センチメートルで葉とともに軟毛を散生する。葉は長さ五~一〇センチメートルの卵状楕円形で対生する。夏、径約二センチメートルの純白色五弁花を数花開き、各花弁の縁にはふぞろいの歯牙がある。しらねがんぴ。〔物品識名(1809)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android