セントオーバン大聖堂(読み)セントオーバンだいせいどう

世界の観光地名がわかる事典 「セントオーバン大聖堂」の解説

セントオーバンだいせいどう【セントオーバン大聖堂】

イギリスの首都ロンドン近郊のセントオーバンズ(St. Albans)にある、イギリス国教会の大聖堂。739年にイギリスで最初のキリスト教殉教者である聖オーバンの処刑地跡に建てられたベネディクト会修道院前身として、1877年に聖堂となった。現存する聖堂は1077年に建造されたものである。かつてローマ軍士官であった聖オーバンはキリスト教に改宗して、304年にハートフォードシャーの町(現セントオーバンズ)で布教活動を行った。同寺院は国鉄セントオーバンズ駅からおよそ500mの場所にある。セントオーバンズは、この大聖堂やローマ統治時代の遺跡などがあるため、多くの人々が集まる観光地となっている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む