セント算法(読み)せんとさんぽう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セント算法」の意味・わかりやすい解説

セント算法
せんとさんぽう

民族音楽学者エリスによって考案された音程の表示法。十二平均律の半音を100等分した微分音程を1セント(centまたはC)とし、基準単位とする。半音は100セント、全音は200セント、1オクターブは1200セントで表される。この表示法は、振動数比による表示法(たとえば一オクターブは1対2)よりも感覚的にわかりやすく、基となった西洋十二平均律に対してだけでなく、民族音楽学や音響学で諸民族の音階・音組織に対して広く使われている。たとえば一オクターブを五等分平均律にした音階(ジャワのスレンドロ音列がそれに近い)では、基本単位となる音程が240セントで表される。なお、振動数比Iの音程のセント数iは、1200log2I=icentの式から算出される。

[川口明子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む