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ぜんそく治療配合剤 ぜんそくちりょうはいごうざい

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知恵蔵2015の解説

ぜんそく治療配合剤

気管支ぜんそく治療のために、炎症を抑えるステロイド剤気管支拡張剤を、1つの容器に収めて吸入できるようにした薬。かつてのぜんそく治療は発作を止めることが中心だったが、現在では「ぜんそくは慢性の気道炎症」という見方が世界の共通認識になっていて、吸入ステロイド剤を使って継続的に炎症を抑える治療が推奨されている。ステロイド剤に加えて気管支拡張剤を使っている患者は多いため、2つの成分を一緒にすることで、患者の利便性が向上する。吸入ステロイド剤は3日間ほど続けないと効果が出ないが、気管支拡張剤は即効性があるため患者にとっても効果を実感しやすい。国際的なガイドラインでも中等症以上の場合には配合剤が標準になって、海外ではよく使われている。日本では2007年4月に厚生労働省から承認され、「アドエア」の商品名で発売された。ただ、配合剤だと用量の調節がしにくいなどの理由で、単剤が好まれる場合もある。

(浅井文和 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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