デジタル大辞泉
「慢性」の意味・読み・例文・類語
まん‐せい【慢性】
1 症状はあまりひどくないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態。⇔急性。
2 望ましくない状態が長く続くこと。「慢性化した不景気」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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まん‐せい【慢性】
- 〘 名詞 〙
- ① 急激に悪化したりはしないが、治癒にも長期間を要する病気の性質。また、一般に、好ましくない状態が長く続くこと。⇔急性。
- [初出の実例]「風湿毒性関接焮衝及び其慢性の者に人多く称用す」(出典:七新薬(1862)一)
- ② 緩慢に、ある結果に到達すること。
- [初出の実例]「況して慢性(マンセイ)の自滅で満足する今の自分には」(出典:坑夫(1908)〈夏目漱石〉)
- ③ ( ━する ) なれてしまっていること。
- [初出の実例]「だがそうしたものに慢性し、空き空きしてゐる都会人には」(出典:浅草経済学(1933)〈石角春之助〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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