慢性(読み)マンセイ

精選版 日本国語大辞典 「慢性」の意味・読み・例文・類語

まん‐せい【慢性】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 急激に悪化したりはしないが、治癒にも長期間を要する病気の性質。また、一般に、好ましくない状態が長く続くこと。⇔急性
    1. [初出の実例]「風湿毒性関接焮衝及び其慢性の者に人多く称用す」(出典:七新薬(1862)一)
  3. 緩慢に、ある結果に到達すること。
    1. [初出の実例]「況して慢性(マンセイ)自滅で満足する今の自分には」(出典坑夫(1908)〈夏目漱石〉)
  4. ( ━する ) なれてしまっていること。
    1. [初出の実例]「だがそうしたものに慢性し、空き空きしてゐる都会人には」(出典:浅草経済学(1933)〈石角春之助〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む