そうざし

精選版 日本国語大辞典 「そうざし」の意味・読み・例文・類語

そうざサウザし

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 さびしい。手持ち無沙汰である。そうぞうし。
    1. [初出の実例]「寂寞 サウサシ 居処部 セキハク 幽閑分」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
    2. 「浄飯王の此上はなんとせうぞとて、さらば一人はあまりさうさしからうず、つかわれまいらせよとて、父親に三人、母親に二人をやられたぞ」(出典:百丈清規抄(1462)一)

そうざしの派生語

さうざし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android