ソ・ショ・な・やさい

普及版 字通 「ソ・ショ・な・やさい」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音] ソ・ショ
[字訓] な・やさい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(そ)。大の意がある。〔説文新附〕一下に「なり」という。〔礼記、曲礼下〕に「稻を嘉(かそ)と曰ふ」とあり、穀実をもいう。〔論語、述而〕「(そし)を(く)らひ水を飮み、肱を曲げて之れを枕とす」のと通用の義。また粗に通じる。

[訓義]
1. な、やさい、あおもの。
2. 粗・と通じ、あらい。

[古辞書の訓]
名義抄 クサビラ 〔立〕 クサビラ・アザミ・サカンナリ・ヒロク

[語系]
shiaは同声。粗tsaも声義が近い。みな緩・粗大の意をもつ語である。

[熟語]

[下接語]
・家・嘉・寒・魚・畦・肴・菜・山・秋・春・進・青・薦・百・野

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android