現代外国人名録2016 「ソニアリキエル」の解説
ソニア リキエル
Sonia Rykiel
- 職業・肩書
- ファッションデザイナー
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1930年5月25日
- 出生地
- パリ
- 勲章褒章
- フランス芸術文化勲章オフィシエ章〔1993年〕, レジオン・ド・ヌール勲章オフィシエ章〔1996年〕, フランス芸術文化勲章〔2012年〕, パリ市ベルメイユ勲章〔2012年〕
- 経歴
- ルーマニア人とロシア人の混血で、20歳で結婚。マタニティドレスを求めて街を歩いたが気に入ったものがなく、自分でデザインを、とファッション界に入った。1962年夫が経営する婦人服店“ローラの店”でマタニティドレスとニットドレスを発売。’64年には米国で“ニットの女王”と称されるまでになる。’68年オリジナルブランド、ソニア・リキエルを設立。’69年離婚し、パリのグルネル通りにブティック“ソニア・リキエル”をオープン。私に似た人、私が友達になりたい人のためにデザインすると主張し、機能一点ばりだったセーターにおしゃれ着としての市民権を得させた。“デ・モード(脱流行)”といわれるソニア・リキエルのブランドは今や世界各国で売られる。2009年デビュー40周年を記念してパリで「ソニア・リキエル展」を開催。著書にエッセイ集「裸で生きたい」(1979年)、小説に「赤い唇」(’96年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報