家庭医学館 「その他の母斑症」の解説
そのたのぼはんしょう【その他の母斑症】
「ブーヌビユ・プリングル母斑症」で紹介したものの他につぎのようなものがあります。
■クリッペル・ウェーバー病(びょう)
四肢(しし)に血管腫(けっかんしゅ)ができ、骨や筋肉が肥大する病気です。
■神経皮膚黒色症(しんけいひふこくしょくしょう)
背中に大きな色素性母斑(しきそせいぼはん)ができ、四肢には大小さまざまな色素性母斑が点在します。また、脳膜や脳内でも色素をつくる細胞が増殖する病気です。
■アルブライト症候群(しょうこうぐん)
色素斑と骨の病気と性的早熟を3主徴とする病気です。
なお、皮膚と神経系に異常がある場合は神経皮膚症候群(しんけいひふしょうこうぐん)と呼ばれます。