ソムチャイ・ウォンサワット(その他表記)Somchai Wongsawat

現代外国人名録2016 の解説

ソムチャイ・ウォンサワット
Somchai Wongsawat

職業・肩書
政治家,法律家 元タイ首相

国籍
タイ

生年月日
1947年8月31日

出生地
ナコーン・シ・タマラート

学歴
タマサート大学法学部〔1970年〕卒,タイ国立行政大学院修了

経歴
タイ南部の農家出身。1973年法廷弁護士資格を取得。25年間裁判官を務め、高裁判事などを経て、’99年法務次官、2006年労働次官を務める。この間、地裁判事だった1970年代にタクシン元首相の妹と結婚。2006年のクーデターによりタクシン派のタイ愛国党幹部だった妻や元首相が公民権停止処分に遭い、愛国党は解党。2007年同派の乗っ取った国民の力党に送り込まれ、副党首に就任。同年末の民政移管のための下院選で長女とともに初当選。2008年2月に発足したサマック政権で副首相兼教育相。同年9月政治家経験わずか9ケ月で首相に就任するが、12月憲法裁判所は2007年の下院選での選挙違反をめぐり、国民の力党など連立与党3党の党ぐるみの関与があったとし、3党に解党を命じたほか、ソムチャイ首相ら党役員の被選挙権を5年間剥奪。これにより失職し、政権が崩壊した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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