そよさらに

精選版 日本国語大辞典 「そよさらに」の意味・読み・例文・類語

そよ さらに

  1. それは一向に。主として和歌で、多く、風のそよぐ意に掛けていう。下に打消の表現を伴う。
    1. [初出の実例]「そよさらに頼むにもあらぬこざささへ末葉の雪の消えも果てぬよ」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android