そよさらに

精選版 日本国語大辞典 「そよさらに」の意味・読み・例文・類語

そよ さらに

  1. それは一向に。主として和歌で、多く、風のそよぐ意に掛けていう。下に打消の表現を伴う。
    1. [初出の実例]「そよさらに頼むにもあらぬこざささへ末葉の雪の消えも果てぬよ」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)二)

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