ソラニジン

化学辞典 第2版 「ソラニジン」の解説

ソラニジン
ソラニジン
solanidine

(3β)-solanid-5-en-3-ol.C27H43NO(397.65).ソラニジンTともいう.ステロイドアルカロイドの一つ.ナス科ジャガイモSolanum tuberosumの芽に含まれる配糖体ソラニン加水分解すると,そのアグリコンとして,D-グルコース,D-ガラクトース,L-ラムノースとともに得られる.融点218~219 ℃.-29°(クロロホルム).ジャガイモ塊茎のわずかな毒性成分で,異種交配すると量が増える.[CAS 80-78-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語 D-グルコース

栄養・生化学辞典 「ソラニジン」の解説

ソラニジン

 C27H43NO (mw397.65).

 ソラニンのアグリコン.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む