ソリドゥス(英語表記)Solidus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソリドゥス」の意味・わかりやすい解説

ソリドゥス
Solidus

コンスタンチヌス1世 (大帝)の通貨改革によってつくられた金貨。ギリシア語名ノミスマ Nomisma,のちにはヒュペルピュロン Hyperpyronと呼ばれた。通常の金保有量は 4.48gで,ビザンチン帝国での通貨制度の主柱であった。 11世紀中頃までは国内はもとより,国外においても「中世ドル」といわれるほどの安定度を保った。

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