普及版 字通 の解説
19画
[字訓] うずくまる・かがむ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(尊)(そん)。〔説文〕二下に「居するなり」(段注本)とあって、踞(そんきよ)することをいう。起(た)って舞うことをというのは、腰をすえて舞う形が、に近いからであろう。
[訓義]
1. うずくまる、かがむ。
2. 舞うさま、足をあつめて舞う。
3. あつまる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ウヅクマリ・シリウタク・アツマル・シリゾク・モタヰ/踞 ウヅクマリヰル
[語系]
dzun、(巽)sunは声義近く、(そん)は神前で二人拝舞する形。その舞うさまを(選)siunという。は酒席などで、腰をかがめて戯れ舞うさまをいう。
[熟語]
夷▶・踞▶・倨▶・行▶・坐▶・循▶・足▶・▶・伏▶・法▶・鋒▶
[下接語]
虎・石・鳳・竜
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報