ソーシャルネットワークサービス(英語表記)social network service; SNS

デジタル大辞泉 の解説

ソーシャルネットワーク‐サービス(social network service)

エス‐エヌ‐エス(SNS)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ソーシャルネットワーク・サービス
social network service; SNS

インターネット上で,人々が共通の話題や趣味を通じて交流するネットワーク型サービス,あるいはそのウェブサイト略称 SNS一般に登録や利用は無料だが,会員制である場合が多く,参加するには既参加者から招待を受け,登録を許可される必要がある。会員は自分専用ページをもち,プロフィール,写真,ブログなどを公開する。それを見て嗜好が合った会員同士が情報を交換し,友人を紹介し合って,コミュニティを形成し,ネットワークを構築する。2004年に設立されたアメリカ合衆国フェイスブックは世界中に広まり,2014年には 13億をこす会員を擁した。日本語版は 2008年5月に開始された。2004年1月にアメリカで始まったマイスペース MySpaceは 2006年11月に日本でサービスを開始。日本では 2004年2月,会員制のミクシィ mixiが始まり,国内 SNSの代表格に成長した。これらのほかツイッターや携帯端末向けコミュニケーション・アプリの LINEなども SNSとみることができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

ソーシャルネットワークサービス

ソーシャルネットワークサービスの略。広く情報を公開する一般的なウェブサイト/ウェブコミュニティーとは異なり、すでに加入している人が紹介すること(ソーシャルネットワーク=現実社会でのつながり)で参加できる限定的な会員のみに情報を公開するシステムを指すことが多い。そのため、自分の“知り合いのグループ"と、知人の“知り合いのグループ"というネットワークごしに新しい交流が生まれる(ケースもある)。米国では米グーグル(Google)社が2004年1月にサービス開始した“Orkut(オーカット)"、日本では(株)イー・マーキュリーが2004年3月にβ versionとして提供を始めた“mixi(ミクシィ)"などが先鞭を付け、その後もさまざまなテーマを持つSNSが立ち上がっている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

知恵蔵 の解説

ソーシャルネットワークサービス

互いが友人を紹介し合い、新たな友人関係を広げることを目的としたコミュニケーション・サービスのこと。基本的には会員制の掲示板・日記サービスだが、一般のウェブと違い、誰が自分の日記を見たのかが、明確にわかるのが特徴。また多くの場合、会員以外は閲覧することができない。そのため通常のウェブサイトより閉鎖的であるが、同じ趣味志向の人間同士が集まりやすいこと、迷惑行為が比較的起きにくいことから、利用者が増加している。国内の有力なサービスとしては「mixi(ミクシィ)」「GREE(グリー)」などがある。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

IT用語がわかる辞典 の解説

ソーシャルネットワークサービス【social network service】

SNS

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android