嗜好(読み)シコウ

デジタル大辞泉 「嗜好」の意味・読み・例文・類語

し‐こう〔‐カウ〕【×嗜好】

ある物を特に好み、それに親しむこと。好み。主に飲食物についていう。「嗜好が変わる」「日本人の嗜好に合う」
[類語]好み趣味気に入り愛好同好横好き悪趣味物見高い物好き物好きしゃ好事こうず好事家こうずか酔狂道楽数寄すき多趣味好奇好奇心新しがり新しがり屋新し物好き初物食い心寄せ好き好きお気に入り愛惜こだわるこだわりいかれる凝り性偏執狂マニアマニアックモノマニアックモノマニアむしおたくつうれ者凝り屋のぞのぞき見のぞき見るのぞき込む盗み見るうかが透き見野次馬野次馬根性興味本位興味津津の目たかの目目を輝かす目を奪われる見る目ぐ鼻ぎ回る助平根性物珍しい

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精選版 日本国語大辞典 「嗜好」の意味・読み・例文・類語

し‐こう‥カウ【嗜好】

  1. 〘 名詞 〙 つねづねその物事を好んで親しむこと。また、それぞれの人の好み。
    1. [初出の実例]「嗜好迴然別。賢愚亦若斯」(出典:旱霖集(1422)雑詠)
    2. 「洋装流行の嗜好(シコウ)に投ずる」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一二)
    3. [その他の文献]〔南史‐周捨伝〕

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普及版 字通 「嗜好」の読み・字形・画数・意味

【嗜好】しこう(かう)

このみ。〔抱朴子、至理〕夫(そ)れ圓首含氣(人)、孰(たれ)か生を樂しみ死を畏れざらんや。~豈に能くはりをてて(とほ)きを修め、嗜好を抑して目下欲をき、きの功を修めんや。

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