ぞよめき(読み)ゾヨメキ

デジタル大辞泉 「ぞよめき」の意味・読み・例文・類語

ぞよ‐めき

たくさんの人々の声などが騒がしく聞こえること。また、その声。ざわめき。
満場の―ばったり止んで」〈蘆花黒潮

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぞよめき」の意味・読み・例文・類語

ぞよ‐めき

〘名〙
多くの人の声がさわがしく聞こえること。また、その声。ざわめき。
※黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一「今、広助が冴へた撥音の二声三声(ふたつみつ)に、満場のぞよめきばったり止むで」
② しっかりした考えもなく、ざわざわ騒ぎ立てること。また、その騒ぎ。
随筆・吉原大全(1768)五「ただとうぶんのぞよめきにて、しみた事はなし」

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