ぞよめき(読み)ゾヨメキ

デジタル大辞泉 「ぞよめき」の意味・読み・例文・類語

ぞよ‐めき

たくさんの人々の声などが騒がしく聞こえること。また、その声。ざわめき。
満場の―ばったり止んで」〈蘆花黒潮

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぞよめき」の意味・読み・例文・類語

ぞよ‐めき

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多くの人の声がさわがしく聞こえること。また、その声。ざわめき。
    1. [初出の実例]「今、広助が冴へた撥音の二声三声(ふたつみつ)に、満場のぞよめきばったり止むで」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)
  3. しっかりした考えもなく、ざわざわ騒ぎ立てること。また、その騒ぎ。
    1. [初出の実例]「ただとうぶんのぞよめきにて、しみた事はなし」(出典:随筆・吉原大全(1768)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む