最新 地学事典 「タイライン転換反応」の解説
タイラインてんかんはんのう
タイライン転換反応
tie-line switching reaction
自由度1の多相平衡では,相の間に1つの質量保存の等式(反応)が成立する。3成分系では,2つの相が残り2つの相になるタイライン転換反応(交換反応,変換反応とも)か,1つの相が残り3つの相になる限界反応(消滅反応とも)。前者ではどの相も単独安定で,組成図で等式左辺の2相を結ぶ線分(タイライン)と右辺の2相のタイラインが交差する。後者では1つの相が不安定化する。4成分以上の系でも,過剰相から投影して3成分系で記述することで同様に扱うことができる。
執筆者:池田 剛
参照項目:相平衡状態図
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

