交換反応(読み)こうかんはんのう

最新 地学事典 「交換反応」の解説

こうかんはんのう
交換反応

exchange reaction

2種の物質・系などの間で,それらに含まれる成分が交換される反応。鉱物間,鉱物とマグマや水溶液間での原子やイオンの交換では,例えば,かんらん石と輝石間のMg2+とFe2+の交換はの式で表され,一方ではFe2+によるMg2+の置換,他方では逆のMg2+によるFe2+の置換が同時に起こる。同位体交換反応では,結晶間だけではなく,2種の分子間の交換,例えばCO2とH2O間のO同位体の交換が起こる。

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化学辞典 第2版 「交換反応」の解説

交換反応
コウカンハンノウ
exchange reaction

化合物内の原子が,同位体で置き換えられる反応.水素とジュウテリウムの交換反応はもっともよく研究されており,

   C6H5OH + D2O C6H5OD + HDO

   NH3 + ND3 NH2D + NHD2

などはその例である.そのほか,イオン交換中に捕そくされたイオンや,錯化合物中の配位子などが,別種のイオンや配位子で置き換えられる反応も交換反応という.交換される化学種により,同位体交換反応,イオン交換反応,配位子交換反応などとよばれる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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