タゲス(その他表記)Tages

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タゲス」の意味・わかりやすい解説

タゲス
Tages

予言術を創始したとされるエトルリア神話の人物農民が畑を耕している最中に,土塊が持上がってその中から童児の姿で誕生し,この不思議を聞きつけ集った人々に,将来を予言し,犠牲獣肝臓などによって吉凶を占う方法を教えて,古代ローマにも取入れられた腸卜術など,エトルリア起源の占術創始者となったという。

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世界大百科事典(旧版)内のタゲスの言及

【マリゴールド】より

…その好日性を利用して,イギリスではその日の天気を占う風習があった。そのほかこの花は恋占いにも広く用いられ,属名も,前兆による予言術をエトルリア人に教えた神タゲスTagesにちなんで付けられた。花言葉は〈悲哀〉。…

※「タゲス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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