たしだしに(読み)タシダシニ

デジタル大辞泉 「たしだしに」の意味・読み・例文・類語

たしだし‐に

[副]《「たしに」の「たし」を重ねて強めた語》確実に。十分に。しっかりと。
笹葉に打つやあられの―寝てむ後は」〈・下・歌謡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 あられ 副詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「たしだしに」の意味・読み・例文・類語

たしだし‐に

  1. 〘 副詞 〙 ( 「たしに」の「たし」を重ねて強めた語 ) 確かに。十分に。
    1. [初出の実例]「笹葉に 打つや霰(あられ)の 多志陀志爾(タシダシニ)」(出典古事記(712)下・歌謡)

たしだしにの補助注記

例は、霰(あられ)の降る音にかけている特殊例かとも思われるが、「名語記‐四」には「たしたし、たしやかなといへるたし如何。たしかのはじめをいへる歟」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む