タスマニア先住民(読み)タスマニアせんじゅうみん(その他表記)Tasmanian

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タスマニア先住民」の意味・わかりやすい解説

タスマニア先住民
タスマニアせんじゅうみん
Tasmanian

オーストラリア南東部に位置するタスマニア島にかつて住んでいた先住民。現在では絶滅しているために詳細は不明であるが,オーストラリア先住民とは形質的にかなり異なる特徴をそなえていたと思われる。黒い皮膚とずんぐりした身長,幅広い鼻,厚い唇および毬状の長く伸び逆立った毛髪特色とし,ニグリト的形質をそなえていたともいわれる。 20~30人のバンドや家族で,一定の地域内を転々と移動しながら,動植物の採集狩猟によって生活していた。 19世紀初めのヨーロッパ人との接触当時は,約 2000人がいたと推定されているが,過酷な植民地化のために急激に衰退し,最後の純血タスマニア人は 1876年に死亡した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む