ただなりに

精選版 日本国語大辞典 「ただなりに」の意味・読み・例文・類語

ただなり‐に

〘副〙 事柄がにわかにその方向に向かっていくさまを表わす。ひたすらに。
平家(13C前)五「資財雑具舟につみ、福原へとてはこび下す。ただなりに花の都ゐ中になるこそかなしけれ」

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