化学辞典 第2版 「タトレー法」の解説
タトレー法
タトレーホウ
Tatoray process
東レが1970年に開発したトルエンの不均化によるベンゼンとキシレンの工業的製造法.トルエンを水素加圧下,反応温度400~480 ℃ で固定層触媒上に通すと,最終収率約97% でベンゼンとキシレンが得られる.主触媒はプロトン型モルデナイト系ゼオライトである.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報