岩石学辞典 「タランチュラ岩」の解説 タランチュラ岩 石英に富むアラスカ岩アプライトである.石英は70%にも達し,正長石と少量の斜長石やマフィック鉱物を含む.アラスカ岩と火成源の石英脈の中間的な岩石[Johannsen : 1920].この名称はスプール[Spurr : 1906]がalaskite-quartzと名付けた岩石をヨハンセンが命名しなおしたものである.米国,ネヴァダ州南西部のタランチュラ(Tarantula)泉に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報