たりとも

精選版 日本国語大辞典 「たりとも」の意味・読み・例文・類語

たり‐とも

  1. ( 断定助動詞「たり」の終止形接続助詞「とも」の付いたもの ) 体言に付いて、逆接的な修飾語をつくる。…であっても。
    1. [初出の実例]「たとひあひなれたる女郎たりとも、つれあまたある時、もらひかかるには聊(いささか)心あり」(出典評判記色道大鏡(1678)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android