たりふし(読み)タリフシ

デジタル大辞泉 「たりふし」の意味・読み・例文・類語

たり‐ふし

[副]《頭を垂れ伏して、の意か》ねんごろに。
法皇御事を―申されければ」〈平家・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「たりふし」の意味・読み・例文・類語

たり‐ふし

〘副〙 (「垂り臥し」すなわち、「頭を低く垂れ臥して」の意という) ねんごろに。せつに。懇々と。
※平家(13C前)四「前右大将宗盛卿、法皇の御事をたりふし申されければ」

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