タンク回路(読み)たんくかいろ(英語表記)tunk circuit

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タンク回路」の意味・わかりやすい解説

タンク回路
たんくかいろ
tunk circuit

インダクタンスコンデンサー並列接続による同調回路共振周波数に同調したときエネルギー効率がよく、正弦波が取り出せるので、高周波増幅器に広く用いられる。

[岩田倫典]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タンク回路」の意味・わかりやすい解説

タンク回路
タンクかいろ
tank circuit

インダクタンスとコンデンサの並列共振回路には電磁エネルギーがたくわえられるので,これをタンク回路という。C級増幅器の負荷として利用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android