デジタル大辞泉 「た走る」の意味・読み・例文・類語 た‐ばし・る【た走る】 [動ラ五(四)]激しく飛び散る。「軒庇を―・る雹のように」〈徳永・太陽のない街〉「霜の上に霰あられ―・り」〈万・四二九八〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「た走る」の意味・読み・例文・類語 た‐ばし・る【た走】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「た」は接頭語 ) 勢いよく走る。はげしく降りそそぐ。ほとばしる。[初出の実例]「霜の上に霰多婆之里(タバシリ)いやましにあれは参ゐ来む年のを長く」(出典:万葉集(8C後)二〇・四二九八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例