最新 地学事典 「ダニバーク統」の解説
ダニバークとう
ダニバーク統
Dannevirke Series
模式地はニュージーランド北島東海岸ホークス湾南部。上位からPorangan, Heretaungan, Mangaorapan, Waipawan, Teurianの5階に区分。上位4階は下部始新統,Teurian階は暁新統(?)。海成層は東海岸沿い,およびチャタム,キャンベル両諸島に,陸成層は南岸,西岸に分布。南島にはグロビゲリナ軟泥に由来する石灰岩もあるが,全体としては中~深海の堆積物で,タービダイトを含む珪質シルト岩,泥岩。Astrycyclinaなどで示されるように亜熱帯性の海洋の堆積物とされる。貝化石群は固有属が多く,他地域の種属と著しく異なる。また,最古のペンギン化石を産する。上位のArnold統と整合的に移化。
執筆者:小高 民夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

