ダンガノン・サウスティローン(その他表記)Dungannon and South Tyrone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ダンガノン・サウスティローン
Dungannon and South Tyrone

イギリス,北アイルランド中部の地区(district council area)。行政府所在地ダンガノン(人口 1万983〈2001〉)。1973年の自治体再編で旧アーマー県と旧ティローン県にまたがる領域にダンガノン地区として設置され,1999年現名称に変更された。東はネー湖から西はファーマナ地区まで,北はスペリン山地ふもとの丘陵地帯から南のブラックウォーター川とアイルランドまでの土地に広がる。おもに田園地帯で,ブタや乳牛,家禽が飼育される。ダンガノンの町は,古くはティローン伯のオニール家の居住地で,北部にある大きな土砦(土塁)は長が任につく際に用いられた。1782年,プロテスタント勢力がここでアイルランド議会の独立を最初に宣言した。今日では商業都市であり,リンネルやカットクリスタルが製造される。17世紀初めに王立学校が創設された。ダンガノン以外では,炭鉱地域の中心地であるコールアイランドに人口が密集する。ベルファストからダンガノンの近くまで国道が通る。面積 911km2。人口 4万7735(2001)。

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