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乳牛 チウシ

デジタル大辞泉の解説

ち‐うし【乳牛】

《「ちうじ」とも》をとる雌。ちちうし。にゅうぎゅう。〈和名抄

ちち‐うし【乳牛】

乳をしぼり取るために飼う牛。また、そういう種類の牛。にゅうぎゅう。

にゅう‐ぎゅう〔‐ギウ〕【乳牛】

乳をとることを目的として飼育される牛。

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栄養・生化学辞典の解説

乳牛

 牛乳生産のためのウシ

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

ちちうし【乳牛】

乳をしぼるために飼う牝牛。ちうし。にゅうぎゅう。

にゅうぎゅう【乳牛】

ちちをとるために飼う牛。ホルスタイン・ジャージーなどの品種が代表的。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

乳牛
にゅうぎゅう

牛乳の生産を目的として品種改良された乳用種のウシをいう。体形は、乳房が発達して体の後半部が大きいくさび形をしている。代表的な品種はホルスタインで、乳量がきわめて多いが、高温多湿の気候と山地に弱いため、日本では北海道を中心に飼育されている。ほかに、高脂肪率の乳を生産し、耐暑性もあり山地にも強いジャージー、ガンジーなども飼育されているが少数である。繁殖に用いるのは15か月齢以降で、妊娠期間は280日前後であるから、24か月齢で初産が期待される。分娩(ぶんべん)時から3日間母ウシの初乳を子ウシに自然哺乳(ほにゅう)させたのち、人工哺乳に切り替え、3~5か月齢の間に離乳させる。牛乳は、最初の1週間に分泌される初乳を除き、その後の常乳を食用とする。搾乳期間は通常10~12か月間で、分娩後2か月以内に最高乳量に達し、その後徐々に減少する。受胎率は分娩後60~90日ごろが最高であるが、乳牛の場合は一生の産乳量をできるだけ多くするために、分娩後50~60日を授精適期とする。そのため、泌乳後半期以降は妊娠の進行によって乳量は急速に低下する。次回の泌乳に備えるために約50日間は搾乳を休む。これを乾乳という。したがって、乳牛は12~14か月ごとに分娩を繰り返すことになる。乳牛は、乳を生産するため、粗飼料に濃厚飼料を組み合わせて与えられている。搾乳は通常1日2回、ミルカー(搾乳機)を用いて行われる。また乳牛は、乳だけでなく肉も利用されるが、一般にホルスタインは和牛と比較して飼料効率に優れ、赤肉率が高くて肉質もよい。[西田恂子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の乳牛の言及

【ウシ(牛)】より

…脂肪率は3.4%くらい。〈乳牛の女王〉と呼ばれ全世界に広く飼われている。(2)ジャージー種Jersey(イラスト)イギリス海峡にあるジャージー島原産。…

【肉食】より

…脂質やタンパク質の含有量も生の牛乳より多かった。
[肉食文化成立の条件]
 乳牛にならない雄牛は労働力として利用されたが,労働の内容が遊牧民とヨーロッパとでは異なっていた。前者ではせいぜい運搬用だったのに対し,後者は麦作に密着していた。…

※「乳牛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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