チオアルコール(読み)ちおあるこーる

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チオアルコール」の意味・わかりやすい解説

チオアルコール
thioalcohol

メルカプタンともいう。一価アルコール ROH の酸素原子の代りに硫黄原子が入った化合物 RSH の総称硫化水素 HSH の水素原子1個をアルキル基で置換した化合物とも考えられる。水に溶けて弱酸性を示し,水素原子は容易に金属原子で置換されてメルカプチドを生成する。ことに水銀塩とは難溶性のメルカプチドをつくる。低級のチオアルコール悪臭をもっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「チオアルコール」の意味・わかりやすい解説

チオアルコール
ちおあるこーる

メルカプタン

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