一価アルコール(読み)イッカアルコール

デジタル大辞泉 「一価アルコール」の意味・読み・例文・類語

いっか‐アルコール【一価アルコール】

水酸基を1個もつアルコールエチルアルコールなど。

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精選版 日本国語大辞典 「一価アルコール」の意味・読み・例文・類語

いっか‐アルコール【一価アルコール】

  1. 〘 名詞 〙 ( アルコールは[オランダ語] alcohol [英語] alcohol ) 一分子中に水酸基一個をもつアルコール。エチルアルコール、メチルアルコールの類。〔稿本化学語彙(1900)〕

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化学辞典 第2版 「一価アルコール」の解説

一価アルコール
イッカアルコール
monohydric alcohol

分子のなかヒドロキシ基1個をもつアルコール.炭化水素名にオール(ol)をつけるか,炭化水素基名にアルコールをつけて命名される(2-プロパノールイソプロピルアルコールなど).

ヒドロキシ基が結合している炭素原子種類により,第一級アルコールR-CH2OH,第二級アルコール(a),第三級アルコール(b)に分類される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の一価アルコールの言及

【アルコール】より

…分子中の炭素原子数の多いか少ないかにしたがって,少ないもの(ふつう炭素原子数5以下)を低級アルコール,多いものを高級アルコールとよぶ。また,水酸基が1個,2個,3個などのアルコールは,それぞれ一価アルコール,二価アルコール(グリコール),三価アルコールなどといい,2価以上のものを多価アルコールとよぶ。一方,水酸基が第一炭素に結合しているアルコール(RCH2OH)を第一(または一級)アルコールとよび,第二,第三炭素に結合しているものを第二アルコール,第三アルコールという。…

※「一価アルコール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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