チオクト酸(読み)ちおくとさん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チオクト酸」の意味・わかりやすい解説

チオクト酸
ちおくとさん

ビタミンB複合体一つで、硫黄(いおう)を含んだ脂肪酸。現在ではリポ酸とよばれることが多い。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チオクト酸」の意味・わかりやすい解説

チオクト酸
チオクトさん
thioctic acid

α-リポ酸。高等動物では,肝臓腎臓心臓などに分布している。ある程度解毒作用,中毒予防効果があるとされている。 1951年 L.リードらが初めて肝臓から分離抽出した。

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