チオケタール

化学辞典 第2版 「チオケタール」の解説

チオケタール
チオケタール
thioketal

メルカプトールともいう.次の一般式をもつ化合物総称ケタールの硫黄類似体である.ケトンチオールとを酸性触媒存在下で反応させると得られる.不快臭のある液体.カルボニル基の保護以外に,その酸化物(スルホキシドなど)は合成中間体として重要であり,またラネーニッケル触媒を用いた水素還元で,メチレン基をもつ炭化水素を与える.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む