普及版 字通 「チツ・ついでる」の読み・字形・画数・意味
20画
[字訓] ついでる
[説文解字]
[字形] 会意
豊(れい)+弟(てい)。豊は酒、弟は次第。〔説文〕五上に「の第なり」とし、〔書、尭典〕「東作を(べんちつ)す」の文を引く。今本は「秩」に作り、〔周礼、注〕に「辨秩」、また〔史記〕に引いて「」に作る。が秩序の秩の本字。秩は秩禄の意である。
[訓義]
1. 爵の次第、位の順序。
2. ついでる、ついで。
[語系]
diet、弟dyeiは声義近く、弟は皮を次第して治める意。その次第の意を賜爵に及ぼしてという。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報